[62:31] 庄原市の旧火葬場も巡る
- [1]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 20:29 No.5449
先日,8つの火葬場を統合する三次市を紹介したが,その東隣の庄原市も7つの火葬場を統合しているので,合わせて紹介しておきたい。 三次市と異なるのは,三次市は最終的に1箇所に集約する予定であるが,庄原市は,三次市より市域が1.5倍ほど広いため,3箇所に集約したところである。 本作は,三次市とセットで作成しているので,まだご覧になられていない方はそちらも合わせて見ていただければ幸いです。
庄原市は,広島県の北東部を占め,中国地方のほぼ中央に位置している。 中国山地の山々に囲まれた河川沿いに広がる盆地や流域の平坦地に,複数の市街地と大小の集落を形成している。 日本海に注ぐ江の川と,太平洋に注ぐ高梁川の源流域となっている。 東西約53km,南北42kmあり,面積は1,246.6kuと広く,広島県の約14%を占めるほどである。 平成17年3月31日に,近隣の1市6町が合併して誕生した自治体であり,合併した旧市町がそれぞれ火葬場を有していた。 とはいえ,合併後は人口から計算すると必要炉数5基に対し,7つの火葬場で合計10基では過剰であり,新庄原市斎場の完成後に火葬場の統合が行われ,現在では,庄原市斎場和の丘,東城斎場平安の森,高野斎場の3か所となっている。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- [22]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 20:57 No.5470
建物全体を撮影。 昭和後期の火葬場らしさが出ている。
- [23]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 20:58 No.5471
脇には注意書きがあったが,こんな特殊なフォントでなくてもいいのではと感じた。
- [24]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 20:59 No.5472
炉前の様子である。 エレベーター式の化粧扉が2枚並んでいた。
- [25]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:00 No.5473
ここは,統合の対象となり,2019年3月31日に廃止された。 令和2年度に解体工事の設計がされているので,今は跡地であろう。
- [26]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:01 No.5474
庄原市東城斎場平安の森
次は車を南東に走らせて東城斎場に向かう。 旧東城斎場「平安の森」である。 表札の様子である。 平成8年設立で,火葬炉は2基である。
- [27]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:03 No.5475
ここは整った待合室や式場があり,建設年度も新しいため存続の対象となり,現在も稼働中である。
- [28]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:04 No.5476
庄原市総領斎場やすらか苑
次は車を南西に走らせて総領斎場やすらか苑に向かう。 旧総領町斎場「やすらか苑」である。 正面から撮影。門が閉まっているので接近は諦めた。 平成14年設立で,火葬炉は1基である。
- [29]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:08 No.5477
建物を望遠で1枚。 屋根の色が爽やかに感じる。
- [30]
名前:こむすび
:2022/05/17 (火) 21:08 No.5478
建物側面から撮影。 屋根の下に排気口が見える。 ここは,統合の対象となり,2019年3月31日に廃止された。 設立年は庄原市の中で最も新しかったものの,庄原市斎場和の丘に比較的近かったことがその原因であろう。
- [31]
名前:こむすび(最終)
:2022/05/17 (火) 21:09 No.5479
さて,今では廃止された火葬場も含めて庄原市を1周してみた。 合併前であれば,それぞれ必要十分な火葬炉数であったのに,合併後は逆に過剰となり廃止されていく。 火葬場の運営費と市町村合併の意義を考えると致し方がないところはある。 庄原市斎場再編整備計画によると,どの地域でも40分以内に到着できるよう存続火葬場を選定したという。 市域がとてつもなく広いので,今後も,利用者の不便にならないような衛生行政の推進を願って本レポートを終わりたい。
|