[164:3] 久保山斎場
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名前:文鳥
:2011/01/09 (日) 00:56 No.2848
あけましておめでとうと言いたいところでしたが、正月早々、親類が亡くなりましたので失礼します。 親類は横浜市の大口近辺で、代々最寄りの西寺尾火葬場を使用していたのですが、今回はなぜか久保山火葬場ということになり、初めて久保山での火葬に立ち合いました。 なぜ久保山になったのかを親類に聞いたところ、「西寺尾は民営で、7万円かかる」と言われたとのことでした。詳しくは聞いていませんが、正月明けで混んでいて、特別最上等(8万5千円−市の補助1万6千円=6万9千円)となったのではと思いました。 一方、久保山も正月明けで混んでいたようで、葬儀まで4日待ちとなりました。 あまり写真は撮れませんでしたが、文章で会葬の記録を しておきたいと思います。
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名前:文鳥
:2011/01/09 (日) 01:12 No.2849
屋上の庭園から撮影
葬儀場で、「火葬場ではお別れの時間は取れません」と言われていました。着いた途端に炉前に案内されました。斎場内に入ると、いきなり「撮影禁止」の看板。炉前にもありました。 炉前は2炉ずつ仕切られています。会葬者全員で炉前到着後、ただちに炉へ納める感じでした。扉を閉めながら僧侶が読経。前室つき台車炉ですが、表のエレベータ風ドアの裏にもう一つ耐熱扉のような金属ドアがあり、その奥が前室になっていました。 炉前には5分程度しかいなかったと思います。 待合に移動するとき、すでに別のご遺族一行が待っていました。 2階に待合があり、エスカレーターで移動します。火葬時間は1時間きっかりでした。 屋上庭園は階段で上がります。階段の途中に作業室(機器類?)への扉があり、その近辺ではゴーっという音がひときわ大きく聞こえるので、ちょっと引きます。 おなじみの高煙突からは、陽炎が出ているのがわかりました。
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名前:文鳥
:2011/01/09 (日) 01:34 No.2850
拾骨は炉前で行います。全員が炉前に行き、前室から出てくる台車に立ち合います。骨格標本とまではいきませんでしたが、人型に遺骨が並んでいました。 トレーは2つあり、職員の手で台車から拾われ、上半身と下半身に分けられます。そして2つのトレーから箸で拾骨をします。 最後は職員が箸で壺の淵に押しつけるように骨を押し込んでいき、のど仏、頭蓋骨をのせ、ふたを閉めます。
我々に接した担当者はほぼすべて外部スタッフのようでした。拾骨の担当者も、名札に「宮本工業所」と書いてありました。(五輪じゃなかったですね)
あまり上手に表現できませんでしたが、こんな感じで火葬は終わります。 やはり大横浜市の中心だけあって、あわただしい雰囲気だったのが印象的でした。炉前到着後、間髪いれずに炉に納めてしまうので、泣く暇もない感じです。西寺尾はその辺、もう少しゆっくりだった気がします。炉前でのお別れの時間もあったと思います。 身内の火葬で行く火葬場は、また印象が違うもので、やはりどんなにきれいになって、火や煙を見えなくしても、形ある物を消してしまう火葬の無情さは変わりません。前室の扉が開き、台車が出てくるときの気分は、表現し尽くせません。 職員さんたちの仕事には感謝しつつ…
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