[118:24] 島の火葬場
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:29 No.4008
【呉市安楽苑(休止中)】 皆様,管理人様,今年もよろしくお願いいたします。
いくつか島を巡ってきたので,相当端折りますが投稿させていただきます。
以前,島の火葬場めぐりをしていた際,旧豊浜町域にある「安楽苑」という休止中の施設を探して豊島をさんざん探したが結局見つからず,解体されたものと思って諦めていた。 ところが,たまたま「呉市公共施設白書」なる資料を見ていたところ,安楽苑が大崎下島の大浜にあるとの記載を発見した。 確かに豊浜町は豊島だけでなく,隣にある大崎下島の西側の一部も町域であった。 googlemapも昔と異なり解像度も高くなっていたため,付近をくまなく探してみたところ山中にそれらしい建物を発見したため,居てもたってもいられず取材に向かったのだった。 徹夜で車を走らせ大崎下島に到着。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:39 No.4022
建物の裏側から撮影。洋風の建築で細かいところに凝ったつくりである。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:40 No.4023
屋根には2基の排気口が見えた。 この後,中通島の有川港行きの船まで9時間近く待つことになるので,レンタサイクルで島を1周したのだった。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:41 No.4024
【新上五島町奈良尾火葬場】 新上五島町の資料を見ていると,平成26年度以降に老朽化の進む奈良尾火葬場と若松火葬場を廃止し上五島火葬場に統合するという計画を発見した。 その廃止予定の奈良尾火葬場である。取り付け道路の立地によりこれ以上右に寄れない。 建物正面を含んだ写真が撮れないのは残念であるが直ぐ右側は崖となっており海に直行してしまう。 新上五島町の資料によれば,昭和57年度に建設され,火葬炉1基,年間50体の火葬があるという。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:42 No.4025
【新上五島町若松火葬場】 若松越の旧道沿いにある。 新道ではトンネルになっているがちょうどその真上にあたる。 新上五島町の資料によれば,平成2年度に建設され,火葬炉1基,年間40体の火葬があるという。 門柱には合併前の若松町火葬場とある。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:43 No.4026
正面側を撮影。 地面の看板には「ダニ注意」とある。 建物自体は綺麗に維持されており,とても廃止を予定されているとは思えなかった。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:44 No.4027
こちらが火葬場裏手になる。 建物上に見えるのが排気口である。 凝ったデザインだ。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:46 No.4028
排気口のアップ。 外観だけでは,まだまだ使えそうなように見え,もったいない感じがした。 建物より,炉体の老朽化が進んでいるのだろうか。
この後,若松港でレンタカーを乗り捨て奈留島に向かう。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:47 No.4029
【五島市奈留葬斎場】
若松港10時30分発の五島旅客船フェリーに乗船すると50分ほどで到着する。 ここは滞在時間が3時間しかない。 急いで港から出て30分ほど歩き,墓地に向かう坂を登りきると火葬場があった。 ここも新しそうだが建物に定礎がないため,いつの建設かは分からない。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:48 No.4030
裏の墓地から撮影。 右手に排気口が見える。 また,火葬場の向こうに奈留カトリック教会と手前の墓地にキリスト教式のお墓が見え,五島列島の地域性を感じることができる。 さて,船の時間だ。最終目的地の福江島に向かう。ここから福江港までは高速船で30分である。
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名前:こむすび
:2014/01/17 (金) 23:52 No.4031
【五島市浄富苑】(最終)
投稿の最後は五島市浄富苑である。 2004年に改築されており,左の建物が火葬場である。 一見するだけでは火葬場とはとても思えない施設である。
今回,五島列島の各火葬場を回ったが,いずれも施設の更新が進んでおり,いわゆる煙突施設は見当たらなかった。 全国的に古い火葬場が数を減らしていく中,本土から離れた島でも確実にその流れが及んできている。 平成26年度も各地で新規火葬場のオープンがあり,同時に古い施設が姿を消していく。 これからも出来る限り施設の記録を残していこう,そう決意しながら本土への船に乗り込んだ。
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