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▼ラスト
島の火葬場
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1
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:29
No.4008
【呉市安楽苑(休止中)】
皆様,管理人様,今年もよろしくお願いいたします。
いくつか島を巡ってきたので,相当端折りますが投稿させていただきます。
以前,島の火葬場めぐりをしていた際,旧豊浜町域にある「安楽苑」という休止中の施設を探して豊島をさんざん探したが結局見つからず,解体されたものと思って諦めていた。
ところが,たまたま「呉市公共施設白書」なる資料を見ていたところ,安楽苑が大崎下島の大浜にあるとの記載を発見した。
確かに豊浜町は豊島だけでなく,隣にある大崎下島の西側の一部も町域であった。
googlemapも昔と異なり解像度も高くなっていたため,付近をくまなく探してみたところ山中にそれらしい建物を発見したため,居てもたってもいられず取材に向かったのだった。
徹夜で車を走らせ大崎下島に到着。
大浜の集落を抜け,山中の細い道を進むと斜面に建設された火葬場が現れた。
よかった,まだ解体されていない。
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5
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:31
No.4012
【上関町八島火葬場】
8年ほど前に,同じ上関町の祝島火葬場の取材をしたが,もう一つの八島火葬場については情報が少なく訪問を見合わせていた。
関西から数百キロも離れた場所まで出向いて跡地だったときのダメージは計り知れない。
とはいえ,自作の火葬場リストでも当該火葬場の状況は不明という記載がずっと気になっており,山口県の取材のついでに思い切って立ち寄ることにした。
朝一番の船に乗るため,毎度のことながら徹夜で車を走らせ港に到着する。
「行っても何もないよ」との職員の声を背に島に渡り,予め目星をつけておいた集落から西に300メートルほど離れた墓地に進むと藪の中に煙突が見えてきた。
あそこだ,間違いない。
とはいえ,なぜかその煙突に近づく道がない。
良く見ると,火葬場に向かうコンクリ舗装の道が鬱蒼とした藪に埋もれていたのだった。
ここは覚悟を決めてこの藪に突入しなければならない。
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6
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:32
No.4013
距離にして10メートルちょっとといったところだが,かなり長く感じた。
地獄の藪を抜けると,白い小さな火葬場があった。
しかし,かなり荒れ果てており使用されなくなってから相当の時間が経過しているのが分かる。
建物も所々崩れかけていて,屋根下に入るのに危険を感じるが,ここまで来て帰るわけにはいかない。
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7
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:33
No.4014
火葬場全景を撮影したかったが,このすぐ後ろは藪になっており,これが限界である。
冬に行ってこれであるから,夏場であれば近づくことも難しいのではないかと感じる。
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8
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:34
No.4015
正面に回ってみた。
火葬炉1基とその左にデレッキ,手前に錆びた台車がある。
化粧扉に手をかけてみるが,塩で錆びついており少しでも動かすと外れて落ちてしまいそうだ。
使われていないとはいえ施設を破壊するのは本意ではない。
仕方がない,右奥の扉から裏へ回ってみよう。
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9
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:34
No.4016
中は狭い。レンガ造りの炉体があるが,場所が狭いため全体の撮影は難しい。
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10
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:35
No.4017
炉裏に回るとバーナーが外れて落ちていた。侘しさを誘う。
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11
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:35
No.4018
炉裏の扉には「1966年太陽築炉」とあった。
いずれ,この建物も崩れ自然の中に還っていくのであろう。
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12
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:37
No.4019
【佐世保市宇久やすらぎ苑】
思いがけず,夏休みと祝日などを組み合わせて長期休暇を取得することができたのでかねてより計画していた長崎県の五島列島に行くことにした。
通常の土日を利用するだけでは2泊3日が限度であり,最低2回は行かないといけないので費用の点からこれまで保留にしていたのである。
しかし,4泊5日あれば話は違ってくる。多少の無理はあるものの火葬場のある全ての島を巡ることができる。
今回のコースはこうだ。
1日目:新幹線で博多に向かい,夜に博多港から夜行の「フェリー太古」に乗船
2日目:宇久島から小値賀島を経由し中通島へ
3日目:中通島
4日目:若松島から奈留島を経由して福江島へ
5日目:福江島から長崎港へ
全てを紹介すると枚数が多くなりすぎるので,あまり発表されていない施設を中心に紹介していく。
博多からの夜行フェリーに乗ると,朝4時過ぎに宇久島に到着する。
その時間でまだ暗いので,待合室でコーヒーを飲んで1時間30分ほど時間をつぶした後,薄暗い山道を20分ほど登ると宇久やすらぎ苑があった。
資料によると2000年4月に落成式を行ったとあり,なるほど,かなり新しい施設である。
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13
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:38
No.4020
正面から撮影。島の火葬場といった趣は全くなく,本土の最新斎場と言われても見分けがつかない。
次の目的地である小値賀島行きの船の時間が迫っているので,とんぼ返りで港に戻ることにする。
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14
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:39
No.4021
【小値賀町葬斎場】
朝7時30分宇久平港発の五島産業汽船に乗船すると20分で小値賀島に着く。
この船は予約制となっているので注意が必要だ。
小値賀町は,一時期佐世保市との合併協議会に参加していたが,脱退し単独でやっていくことを選択した町である。
港を出て20分程度歩くと,このような施設が見えてきた。
上空写真からそれなりに新しいと踏んでいたが,想像どおりである。
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15
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:39
No.4022
建物の裏側から撮影。洋風の建築で細かいところに凝ったつくりである。
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16
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:40
No.4023
屋根には2基の排気口が見えた。
この後,中通島の有川港行きの船まで9時間近く待つことになるので,レンタサイクルで島を1周したのだった。
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17
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:41
No.4024
【新上五島町奈良尾火葬場】
新上五島町の資料を見ていると,平成26年度以降に老朽化の進む奈良尾火葬場と若松火葬場を廃止し上五島火葬場に統合するという計画を発見した。
その廃止予定の奈良尾火葬場である。取り付け道路の立地によりこれ以上右に寄れない。
建物正面を含んだ写真が撮れないのは残念であるが直ぐ右側は崖となっており海に直行してしまう。
新上五島町の資料によれば,昭和57年度に建設され,火葬炉1基,年間50体の火葬があるという。
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18
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:42
No.4025
【新上五島町若松火葬場】
若松越の旧道沿いにある。
新道ではトンネルになっているがちょうどその真上にあたる。
新上五島町の資料によれば,平成2年度に建設され,火葬炉1基,年間40体の火葬があるという。
門柱には合併前の若松町火葬場とある。
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19
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:43
No.4026
正面側を撮影。
地面の看板には「ダニ注意」とある。
建物自体は綺麗に維持されており,とても廃止を予定されているとは思えなかった。
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20
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:44
No.4027
こちらが火葬場裏手になる。
建物上に見えるのが排気口である。
凝ったデザインだ。
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21
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:46
No.4028
排気口のアップ。
外観だけでは,まだまだ使えそうなように見え,もったいない感じがした。
建物より,炉体の老朽化が進んでいるのだろうか。
この後,若松港でレンタカーを乗り捨て奈留島に向かう。
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22
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:47
No.4029
【五島市奈留葬斎場】
若松港10時30分発の五島旅客船フェリーに乗船すると50分ほどで到着する。
ここは滞在時間が3時間しかない。
急いで港から出て30分ほど歩き,墓地に向かう坂を登りきると火葬場があった。
ここも新しそうだが建物に定礎がないため,いつの建設かは分からない。
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23
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:48
No.4030
裏の墓地から撮影。
右手に排気口が見える。
また,火葬場の向こうに奈留カトリック教会と手前の墓地にキリスト教式のお墓が見え,五島列島の地域性を感じることができる。
さて,船の時間だ。最終目的地の福江島に向かう。ここから福江港までは高速船で30分である。
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24
] 名前:
こむすび
:2014/01/17 (金) 23:52
No.4031
【五島市浄富苑】(最終)
投稿の最後は五島市浄富苑である。
2004年に改築されており,左の建物が火葬場である。
一見するだけでは火葬場とはとても思えない施設である。
今回,五島列島の各火葬場を回ったが,いずれも施設の更新が進んでおり,いわゆる煙突施設は見当たらなかった。
全国的に古い火葬場が数を減らしていく中,本土から離れた島でも確実にその流れが及んできている。
平成26年度も各地で新規火葬場のオープンがあり,同時に古い施設が姿を消していく。
これからも出来る限り施設の記録を残していこう,そう決意しながら本土への船に乗り込んだ。
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