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鳥取県の火葬場

[1] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:45 No.5757
5757.jpg (3916KB)

集中投稿最終回

島根県の次は,鳥取県の火葬場を取り上げる。
鳥取県の公営火葬場の現況を見ると,全て平成の建設で新しく,かつ,1箇所以外は全て一部事務組合,及び広域連合の施設であるところが特徴である。
また,施設の全てが海岸線近くの県北部地域に設置され,県南部地域には火葬場がないところも特徴の一つである。
かつては,多くの自治体で自前の施設があったものの,鳥取県東部,中部,西部に広域火葬場ができるとそちらに統合されていった。
これらの火葬場から遠く孤軍奮闘していた智頭町火葬場も,老朽化には勝てず平成31年3月末に長い歴史に幕を下ろして,因幡霊場を利用することになった。
こうした結果,県内に稼働する公営火葬場は4施設(島根県側に火葬場がある境港市を入れると5施設)と,全都道府県の中では最小となっていて最も広域化が進んでいるところである。
また今回は,新しい施設に加え,役目を終えた施設にも焦点をあててレポートしていきたい。
なお,境港市については,島根県側に組合の施設があるため,島根県でレポートしているのでそちらをご覧いただきたい。

鳥取県東部広域行政管理組合「因幡霊場」

その名の通り,鳥取県東部地区を担う火葬場である。
平成10年4月完成,7基の火葬炉を持つ。平成31年4月からは智頭町も組合に加入している。
利用区域は,鳥取市,岩美町,若桜町,八頭町,智頭町と鳥取県東部を広範囲にカバーしている。


[2] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:46 No.5758
5758.jpg (4552KB)

敷地の一角に旧施設跡がある。
煙突を備えた施設であった。
現施設駐車場及び散策路となっている。


[3] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:46 No.5759
5759.jpg (4365KB)

鳥取県西部広域行政管理組合「桜の苑」

平成3年10月完成,7基の火葬場である。
利用区域は,米子市,日吉津村,大山町,南部町,伯耆町,日南町,日野町,江府町とかなり広範囲である。
広範囲だけあっていつも混雑していて写真を撮るのが難しい。植栽もうまく建物を隠している。
昔の空撮を見ると,同じ敷地に煙突施設が建っていた。
ちなみに,ここは「さくらのその」と読む。現地に行って案内板のローマ字を読んで気づいた。


[4] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:46 No.5760
5760.jpg (2525KB)

智頭町智頭霊場(廃止)

昭和40年7年完成,2基の火葬場である。
鳥取県最後のコンクリ煙突物件だった。
老朽化により建て替えか因幡霊苑へ加入するかで議論されたが,結局因幡霊苑に加入することになり平成31年3月31日廃止された。


[5] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:47 No.5761
5761.jpg (2471KB)

火葬棟のアップ。
昭和40年代の飾り気のないシンプルな建物である。
入口前には覆いが設置してあり,悪天候でも対応できるようになっている。


[6] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:49 No.5763
5763.jpg (1968KB)

後ろから撮影。
煙突の存在感は大きい。最近の火葬場にはない独特の雰囲気である。


[7] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:49 No.5764
5764.jpg (4404KB)

霊灰塔である。

[8] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:49 No.5765
5765.jpg (4906KB)

智頭町の野焼き場(廃止?)

智頭町のとある場所に三昧があると聞いて訪ねてきた。
階段を上ったところに野焼き場があったが,すでに屋根が崩落してしまっている。


[9] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:50 No.5766
5766.jpg (4978KB)

内部の様子。これでは使っていないと思われる。

[10] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:50 No.5767
5767.jpg (4687KB)

某町某所の火葬場(詳細不明)

レンガ煙突,1基の火葬場である。
諸般の事情により時期がくるまで詳細は伏せる。


[11] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:51 No.5768
5768.jpg (3944KB)

琴浦町営斎場

平成6年11月完成,2基の火葬場である。
旧中部広域行政管理組合赤碕斎場であり,建設当初は1基で建設されたものの増改築時に1基追加している。
今は琴浦町営施設であるが,鳥取中部圏域内住民も管内扱いとなっている。
とはいえ,琴浦町は,中部圏の一番西側に位置し,火葬場もさらに町域の一番西側にあるため,実質的に琴浦町民の施設といえよう。
火葬場入口にぽつんと自販機が置いてあるのが珍しい。
もちろん,増収に協力した。


[12] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:51 No.5769
5769.jpg (3408KB)

建物はUFOのような外観が特徴的である。
入口の石碑には赤碕斎場と彫ってある。


[13] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:52 No.5770
5770.jpg (2802KB)

中をのぞくと,火葬炉が2基見えた。
2号と書いてある方が増設の炉と思われる。


[14] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:52 No.5771
5771.jpg (2534KB)

鳥取中部ふるさと広域連合「鳥取中部ふるさと斎場」

平成25年4月12日竣工式が行われた鳥取県中部の火葬を担う施設である。
旧施設と同様,4基の火葬炉がある。
利用区域は,倉吉市,湯梨浜町,三朝町,北栄町である。
その名の通り,鳥取県中部地域を範囲としている。
ここは見学会に参加したので一部を紹介しようと思う。


[15] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:52 No.5772
5772.jpg (2432KB)

館内図である。

[16] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:53 No.5773
5773.jpg (2654KB)

告別室である。

[17] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:53 No.5774
5774.jpg (2406KB)

炉前である。
使用していない際は,化粧扉を閉めると通常の壁のように見えるようになっている。
この流れは近江八幡市立「さざなみ浄苑」から始まったように記憶している。


[18] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:55 No.5775
5775.jpg (2440KB)

収骨室である。

[19] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:55 No.5776
5776.jpg (2671KB)

待合である。
和室は,洋室の増えた今となっては珍しい部類になるかと思われる。


[20] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:55 No.5777
5777.jpg (2733KB)

囲碁・将棋も置いてある。
これは他の斎場では見たことがない。


[21] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:55 No.5778
5778.jpg (2327KB)

トイレである。
どの斎場もトイレは使い勝手の良いように設計されている。


[22] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:56 No.5779
5779.jpg (2166KB)

赤ちゃんのおしめを交換したり授乳したりできる部屋も用意されている。

[23] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:56 No.5780
5780.jpg (2266KB)

多目的室である。
絵本を置く予定で,キッズルームとしての利用を想定しているとのことだった。


[24] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:56 No.5781
5781.jpg (3823KB)

鳥取中部ふるさと広域連合「摩瑠山斎場」(廃止)

1955年完成で,旧中部広域行政管理組合の施設であった。組合管理以前は,倉吉市営火葬場であった。
利用区域は,倉吉市,湯梨浜町,三朝町,北栄町であった。
平成25年に鳥取中部ふるさと斎場完成により廃止され,跡地は広場になり炉前の天女タイル絵と建物石碑が保存されている。
操業最終日に斎場にお邪魔し,内部を撮影させていただいたのでその一部を紹介しておきたい。


[25] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:57 No.5782
5782.jpg (2701KB)

斎場(式場)である。

[26] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:57 No.5783
5783.jpg (2540KB)

火葬場に向かう廊下である。

[27] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:57 No.5784
5784.jpg (2557KB)

雪かきをする方が居られるから今日も火葬場が使えるのである。

[28] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:58 No.5785
5785.jpg (3183KB)

炉前である。天女のタイル絵が美しい。
これまで何人の旅立つ姿を見守ってきたのだろうか。
廃止後は,跡地に石碑とともにこのタイル絵が保存されているので,興味ある方は見に行かれるとよいと思う。


[29] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:58 No.5786
5786.jpg (2260KB)

化粧扉の鍵である。

[30] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:58 No.5787
5787.jpg (2695KB)

炉の内扉のスイッチである。

[31] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:58 No.5788
5788.jpg (3398KB)

ここから外に出る。
高い霊灰塔の前にお地蔵さんがあるが,その後ろに何か見える。


[32] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:59 No.5789
5789.jpg (3102KB)

なんと,倉吉市営火葬場の碑が残っている。
昔のものを大切にされている様子がうかがわれてなんか嬉しくなった。


[33] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:59 No.5790
5790.jpg (4446KB)

現在の石碑である。

[34] 名前:こむすび :2022/07/05 (火) 20:59 No.5791
5791.jpg (3491KB)

煙突は途中で切られているが,昔はもっと長かったのだろう。

[35] 名前:こむすび(最終) :2022/07/05 (火) 21:00 No.5792
5792.jpg (3643KB)

このように鳥取県では,火葬場の世代交代と統合が完了した。
県の総人口は約57万人で,多くが海岸沿いに居住しているということもあるが,かなり極限まで減らしている印象だ。
鳥取県は,すでに火葬場の最適化が終了したので,あとは,建物の改修や改築があるまでは動きはないだろう。
それもかなり遠くの未来の話になるのではないだろうか。

これで,書き溜めていた分は全て投稿しました。
しばらく時間は開くと思いますが,これからも少しずつ作っていったり,前の投稿に追加したりしようと思います。
半年間にわたり,集中投稿にお付合いくださりありがとうございました。心より御礼申し上げます。



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