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佐久平斎場見学会
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名前:若潮
:2016/03/29 (火) 13:18 No.4412

長野県佐久地域の新火葬場「佐久平斎場」が完成し、平成28年3月26日に見学会が行われました。
他にも行かれた方がいらっしゃると思いますのでスレは作成しますが、私の撮影した画像は主に新設した下記ブログで公開します。
http://wakashio71.blog.fc2.com/
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:27 No.4413

このほど千曲川(信濃川水系本流)上流域の新しい火葬場が
完成しました。 「佐久広域連合」構成自治体がその利用
区域になります。 その構成自治体は、小諸市・佐久市・
北佐久郡(軽井沢町・御代田町・立科町)・南佐久郡
(佐久穂町・小海町・南牧村・川上村・南相木村・北相木村)の
2市5町4村の計11自治体に上り、合計面積は
約1,570平方キロメートル、人口は約21万です。
斎場の運営・管理も同連合です。
佐久平斎場は、中部横断自動車道佐久北インター至近です。
その高架とそれに平行するU字谷の間にあり、さらに
その北東は上信越自動車道佐久小諸ジャンクションもあるため、
JR北陸新幹線/小海線佐久平駅から2km程度と市街地に
近いにもかかわらず、見事に周辺から隔離されています
(佐久市にありながら佐久駅と称せず佐久平駅と称するのは、
小諸市などの玄関の役割もあることを示すためです)。
このU字谷は、浅間山の火山活動つまり溶岩流の冷却や
火山灰の堆積により形成されたものです。
それでは、門から見ていきましょう。
表札は、門より手前の、進入路分岐点にあります。
なお、近隣には産業廃棄物処分場として使われてきた場所が
ありますが、満杯となった場所は植樹し、森に帰す配慮を
しています。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:28 No.4414

正面玄関です。
なお、庇の上は「シンボルウォール」だそうです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:29 No.4415

それではここで1階部分の案内図をどうぞ。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:30 No.4416

正面玄関を入った左側に、「本日のご案内」ディスプレイと
台車置場、事務室、トイレ、宗教関係者控室があります。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:31 No.4417

ディスプレイです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:31 No.4418

宗教関係者控室です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:32 No.4419

正面玄関を入って右側最初にあるのは、「多目的室」です。
写真では10脚の椅子が並んでいますが、20名程度までの
家族葬にも対応するものということです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:33 No.4420

なお、その奥の扉の先に霊安室がありますが、公開されて
いませんでした。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:34 No.4421

「多目的室」以外はこのような扉が並んでいます。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:35 No.4422

ちょっと見ただけでは、玄関を入って右側に火葬炉の
化粧扉が並んでいるようにも見えますが、実際にはこれは
「告別拾骨室」の扉で、その大きさは高さ3mほど、
幅1.5mほどです。 炉1基ごとに告別拾骨室1室が
設けられています。 人体炉は7基ありますので、当然
告別拾骨室もその扉も7並んでいます。
名古屋市立第二斎場をはじめ、この「炉1基の火葬場が相当数
隣り合って設置されている」形式も多くなっていますね。
さらに佐久地方では、火葬中に線香をお供えする風習もあり、
他家の会葬者との動線の交錯を避け、気兼ねなく告別できる
ような配慮がされています。
ホール奥から玄関側を望むと、こうなっています。
人の姿と合わせると、扉の大きさもわかりますね。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:35 No.4423

告別拾骨室の内部は、光庭を設置したり、全体を間接照明に
するなど、柔らかみのある雰囲気となっています。
火葬炉は宮本式台車炉で、燃料は都市ガスです。
(火葬炉と光庭は半数勝手違い)
告別拾骨室入口から内部を望む、
まずは下向きで。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:36 No.4424

次に上向きで。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:36 No.4425

前室です。 拾骨台車も挿入されていますね。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:37 No.4426

炉の化粧扉を閉じるとこのようなデザインとなっています。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:37 No.4427

光庭です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:38 No.4428

火葬中の待合室は2階にあります。
階段昇り口は4号告別拾骨室向かい付近です。
この案内表記ですが、矢印が左上を向いていないのと、背景の色と
文字の色の対比がなさすぎて見にくいのが気になります。
なお、付近にエレベーターも設置されています。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:39 No.4429

2階に上がり、上から階段下を望むとこんな具合です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:39 No.4430

2階案内図をどうぞ。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:40 No.4431

階段を上がった左前方が売店、売店裏に授乳室とキッズコーナー、
右前方が待合ホール、右後方が待合室で7室(人体炉数と同数)
あります。
授乳室です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:40 No.4432

キッズコーナーです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:41 No.4433

待合ホールです。奥の狭い窓はちょうど外の入口から見た
「シンボルウォール」の内側になります。 左は日本画家
中島千波氏の作品『樹霊淡墨櫻』を陶板で再現したものです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:42 No.4434

右の大きな窓からは浅間山が望めます。 実は窓のすぐ外は
産業廃棄物を埋め立てた跡に植樹した状況です。
そのすぐ向こう側には中部横断自動車道が通っていますが、
お互いに見えないようになっています。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:42 No.4435

待合室はこのように並んでいます。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:43 No.4436

待合室内部です。 40名収容、流し台付きです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:44 No.4437

ところで、この斎場ではペットの合同火葬も受け付けています。
ペット火葬室は正面玄関から建物外を右側に進んだ先の角近くに
あります。
ペット火葬利用者用駐車場案内です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:44 No.4438

ペット火葬室入口です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:52 No.4439

あと屋外には庭園・遊歩道があり、「浅望の杜(せんぼうのもり)」の
愛称が付いています。
1階の7号告別拾骨室の奥から外へ出たところにこのような
案内があります。 なお、2階の7号待合室の奥から外へ出て、
階段を下りて向かうこともできます。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:52 No.4440

ただこの庭園ですが、おそらくは将来この施設の更新の
時期を迎えたら、ここへ新施設を建設し、今回完成した
施設を解体するために確保した場所でしょう。
庭園・遊歩道はこのようになっています。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:53 No.4441

遊歩道から見た浅間山です。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:54 No.4442

庭園奥から見たU字谷と建物裏の状況です。
高い屋根に火葬炉の排気口が見えます。
低い屋根の排気口は自家発電設備のものです。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:55 No.4443
- それと画像はありませんが、この斎場には省エネ設備として
太陽光発電と雨水利用の設備があります。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 00:55 No.4444

それでは、これまで南佐久郡を主たる利用エリアとしていて、
このたび廃止されることとなった『豊里苑』の遠景を
掲載いたします。 苔むした石垣の護岸があることから、
相当古くからの施設と考えられます。 現在の、待合室も
整備された形となったのは、1976(昭和51)年です。
佐久平斎場からは20kmほど南に位置していますので、
今後小海町中心部以南から利用される方にとっては
20kmほど遠くまで火葬に行くことになってしまうわけです。
煙突ですが、どうやら炉からの排気を低い鉄管から吸入する
外気と混合して冷却し、ファンでコンクリート煙突に送って
排出しているようです(コンクリート煙突根元に送風機があり、
地下煙道などはなく、隣の鉄管と繋がっていて、鉄管の空中に
火葬棟に繋がる「上部煙道」がある)。
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名前:元練馬区民
:2016/03/31 (木) 01:00 No.4445
- また、今回画像はありませんが、佐久広域連合が運営してきて、
このたび廃止されるもう1つの火葬場『高峯苑』について
説明します。 主たる利用エリアは小諸市・佐久市・
北佐久郡で、位置的にはJR小海線/しなの鉄道
小諸駅から7km程度北とはいえ、浅間山中腹の標高
1070mの墓地公園『高峯聖地公園』の一角です
(ちなみに佐久平斎場付近の標高は約700m)。
1970(昭和45)年に完成しました。 それ以前には
臼田地区や野沢地区などに小規模の火葬場があったそうです。
近い将来中部横断自動車道が小海町や南牧村まで延伸され、
更に佐久平斎場へのアクセスが向上すれば、まさに新時代の
市街地回帰型の火葬場の意義が増していくでしょう。
(完)