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島の火葬場〜リベンジ男鹿島〜 及びお知らせ
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:03 No.4323

ある日,1通のメールが届いた。
「ニコンオンラインギャラリーサービス終了のお知らせ」
はい?
追って,フォトハイウェイジャパンからも同じ内容のメールが届いた。
個人サイトを持たない私は,10年ほど前からオンラインフォトアルバムを利用してきたが,2社同時に終了するとは・・・これは困った。
これらのサービスでは,主に「島の火葬場」関連の投稿に使用してきたが,ニコンオンラインギャラリー投稿分(「島の火葬場2〜まだまだ瀬戸内〜」)は2016年1月14日をもって,フォトハイウェイジャパン投稿分(それ以外)は2016年10月13日をもって公開終了となる。
公開終了前に,いつかアルバムに追加しようとしていた兵庫県姫路市の男鹿火葬場の報告を合わせて行うこととしたい。
「男鹿火葬場」〜兵庫県姫路市(旧家島町)男鹿島〜
ある日,私は大阪府立中央図書館にいた。
今から10年前,2度にわたって探索したが発見できず,結局諦めた男鹿火葬場を探すためである。
当時は火葬場の痕跡を見つけることができなかったため,ひょっとして廃止されたのではないかと考えていた。
しかし,最近の兵庫県地域防災計画の資料でも「男鹿火葬場」が記載されていることから,やはり施設は存在しているという結論に至ったのである。
ではどうやって探すか。
市役所に電話したり,船員さんに聞いたりすれば非常に速く,これまでもその手で火葬場を教えてもらったことも多いのだが,ここまで手こずったのだからなんとしてでも自力で発見したい。
そこで,住宅地図で人里離れた場所や,メイン通りから一筋入ったあたりに位置する建物を抽出し,解像度の上がったグーグルマップの空撮画像でしらみつぶしに確認しようという算段だ。
そうやっていくつか確認していくと,島の北東部に気になる細長い建物を発見した。空撮画像で確認すると建物上部に煙突と思しき四角い構造物も見える。
ここだ,間違いない。しかし,この場所は一度前を通っていなかったか・・・?
疑問は尽きないが,こうして私は3度目の男鹿島行きの船に乗ったのだった。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:04 No.4324

船着き場から周回道路を歩いて2キロ,今回は野犬にも出会わず,ようやく火葬場入口らしき場所にたどり着いた。
ここ?単なる薮にしか見えないんですが。
しかし,スマホにセットした位置情報はこの場所を示している。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:04 No.4325

もっと近寄ってみる。
位置情報を間違えたかと思い,再度空撮画像を確認するとこの場所から道が分岐している様子が写っている。
やはりここで間違いないようだ。
・・・愛媛県高井神島や山口県八島を思い出す。
ここも薮漕ぎをしなければならないのか。
何の準備もしていないんですが。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:05 No.4326

意を決して薮に突入する。
蜘蛛の巣まみれになりながら20メートルほどの薮を抜けていく。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:05 No.4327

すると,急に視界が開け,左手に六地蔵が見えてくると同時に・・・
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:06 No.4328

正面に男鹿火葬場が現れた。
空撮画像で見た通り,四角いレンガ煙突の施設である。
残念ながら左右とも薮に覆われていて別アングルの写真を撮影することはできなかった。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:06 No.4329

入口から炉前を撮影する。
かなり荒れ果てている。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:07 No.4330

もう少し接近する。
炉体左側には,棺台車が見えるが錆びついてしまっている。
棺を載せると崩壊するだろう。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:08 No.4331

化粧扉やその周りは,他の家島諸島に見られる施設同様,非常に凝った装飾がなされている。
完成直後の姿も見てみたかった。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:08 No.4332

化粧扉上部には,故人名を表示すると思しきスペースがある。
こちらにも錆が目立つ。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:09 No.4333

化粧扉にはきっちりと鍵がかけられている。
施設が今も管理されている証であろう。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:09 No.4334

炉体脇には薪が積んである。燃料もこれであろう。
しかし,相当な年月使用されていないのであろうか,もはや薪の色ではなくなっている。
他にもデレッキやほうきも見える。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:10 No.4335

炉体から直接レンガ煙突が伸びている。
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:11 No.4336

こちらは,耐熱扉の重りであろうか。
建物の全面が薮に覆われているため,建物裏や側面など,これ以上の画像は撮影できなかった。
まさか,建物から見上げた煙突の画像まで撮影できないとは思わなかった。
冬に行くべきだったか・・・
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名前:こむすび
:2016/01/04 (月) 23:19 No.4337

帰り際に火葬場のあった場所を見てみると煙突の先端が少し見えた。(画面中央付近)
前の道路を通っても,ノーヒントだとまず見つけられないだろう。
平成27年度の兵庫県地域防災計画を見ても,まだ,この火葬場が掲載されている。
荒れ果ててはいるが廃止はされていない。
これからも静かにこの地を見守っていくのであろう。
最後に,公開終了するアルバムのタイトルを掲載しておきます。(エラーになるためアドレスを掲載できません。タイトル名で検索していただければ当該アルバムがヒットします)
・島の火葬場〜伊勢湾から瀬戸内へ〜(その1)(2016年10月13日まで)
・島の火葬場〜伊勢湾から瀬戸内へ〜(その2)(2016年10月13日まで)
・島の火葬場2〜まだまだ瀬戸内〜(2016年1月14日まで)
・島の火葬場3〜そして玄界灘へ〜(2016年10月13日まで)
・島の火葬場4〜もう一度瀬戸内〜(2016年10月13日まで)
・島の火葬場5〜Re:挑戦状〜(2016年10月13日まで)
・島の火葬場6〜絶海の孤島〜(2016年10月13日まで)
・島の火葬場7〜松山市沖の島々〜(誤って消失済み)
・石川県と富山県の火葬場(2016年1月14日まで)
各アルバムの画像及びテキストデータはあるので,いつか何らかの形で再公開できればと思います。
10年間にわたりありがとうございました。
こむすび