*画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます。 2015年4月1日から供用開始された京丹後市火葬場です。それまで市内3か所にあった火葬場が統合された形になります。 新たに火葬場を作る際は『火葬場』の名称を使わなくなるケースが多いです。 正式名称を変えるケースと、正式名称は火葬場のままでも愛称を付ける場合があります。 ここは愛称も無く『火葬場』のままです。 旧来の火葬場のイメージから脱却する為に火葬場という言葉を使わなくなっているんだと思いますが、施設や運用面で旧来の火葬場のイメージを上げるのが本来の姿です。 名前を変えるのも一つの手ではありますが、火葬場全体や言葉のイメージを上げる為には、火葬場の名称のままの方が有効だと個人的には思います。 通常は屋上には上がれませんが、この日は上がれました。 周辺の様子がよくわかります。 館内の配置は案内図をご覧下さい。 車寄せは到着と帰りの葬家が交差しないようにわけられています。 館内も同様に導線が分かれていますが、火葬件数の少ない火葬場だと分ける事のデメリットの方が大きくなるような気も。 車寄せから入り炉前に向かいます。 炉前です。 2炉が1室になり告別と収骨もここで行います。 告別兼収骨としているお陰で、広いスペースでそれぞれの行事を行えそうです。 ただ、火葬炉をフル稼動させるような時は、場合によっては収骨などを若干待つ場合もあるかも知れません。 でも極端に稼働率が高い火葬場じゃなければ、広く使えるというメリットの方が大きくなると思います。 待合ロビーと待合室です。 何となくシンプルな印象。 よく見ると、内装の建材も全体的に安いものを使っているように見えました。 市の職員に聞いてみると、実際そうらしいです(笑) よく見ると、、と書きましたが、よく見る人は施設の性格上あまり居ないと思います。 火葬場の名称もそうですが、シンプルで過度のな装飾が無く、良い意味で公営施設という感じがします。 竹野川斎場・網野斎場 それまであった竹野川斎場です。 この日は火葬も無く無人でした。 最近では少なくなった高煙突付きの火葬場ですが、再燃焼炉は付いているようなので、そんなに煙は出ていなかったのだと思います。 旧施設が『斎場』で、新施設が『火葬場』というのも珍しいですね。 入り口を入ると告別室があり、右側が炉前ホールになっていました。 重厚な化粧扉です。 網野斎場です。 この日は火葬があったらしいですが、火葬が終わると職員さんは帰られるらしく既に無人。 どちらの火葬場も再度来訪したかったのですが、行けずに終わり残念です。 |