埼葛斎場 | ||||
*画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます。 埼葛斎場組合(春日部市、蓮田市、白岡町、杉戸町)が運営する埼葛斎場です。 旧施設の隣に新しく改築され、2006年4月29日に新施設が供用開始されました。 左の写真は、まだ旧施設があった頃のもので、 右の写真は、旧施設解体撤去後のものです。 構内の配置は、こちらの案内図と概要をご覧下さい。 別角度から旧施設。 旧施設跡地は駐車場になっています。 新施設供用開始後に解体と駐車場工事が行われました。 全ての工事が完了した後の、現在の埼葛斎場です。 この日は凄く天気が良く、空が嘘臭いほど綺麗に写りました。 内慈両村病舎記念碑。 敷地の端っこにに記念碑があります。 埼葛斎場のルーツは、伝染病隔離病棟の付属火葬場という珍しい歴史を辿っています。 大正7年に、内牧村(現在の春日部市)と慈恩村(岩槻市を経て、現在はさいたま市)が組合を作り隔離病棟を建設。 その後大正10年に、隔離病棟に隣接して火葬場が作られました。 碑文の文字を読まれる場合は、こちらの大きな画像をご覧下さい。 (ファイルサイズは約1.2MBありますのでご注意下さい) 無縁仏納骨堂と動物慰霊碑。 どちらも花が飾られています。 動物慰霊碑に供えられているのは老犬用ペットフードです。 火葬棟と葬祭棟の入口です。 共通のデザインになっています。 葬祭棟から見てみます。式場とお清め室の他、仮泊も出来る控室も完備しています。 内部の写真は、全て供用開始前に撮影したものですので、現在と多少様子が変わっている可能性があります。 式場とお清め室の他、仮泊も出来る控室も完備しています。 火葬棟に入ります。 玉石と手入れの簡単そうな植物の庭があります。 庭木類は、全体的に質素ですが大変手入れが行き届いていました。 見栄えの良い庭木を使っても、手入れが疎かだとだらしない印象を持たれます。 火葬場は、大切なご遺体をお預かりする所です。 だらしない印象の所に預ける事は不安に感じる事でしょう。 見栄えは質素でも、しっかり手入れが行き届いている事は、利用者にとって安心感に繋がると思います。 収骨室と告別室の間にある告別ホールです。 各収骨室との間は、採光を兼ねた小さな中庭になっています。 告別室です。 告別と炉前を分けるのではなく、炉前を区切って告別室としています。 全部で4室あります。 収骨室です。 こちらは全部で3室あります。 火葬棟の隣は待合棟。 喫煙所は屋内にあります。 火葬場においては、完全分煙された喫煙所が屋内にある事は良い事だと思います。 公共施設内は全面禁煙という原則は正しい事です。 しかし、どのような時に利用するかを考慮し、原則に囚われないで利用者本位で決めれば良いと思います。 待合ロビーと待合室。 待合室は有料です。 待合室を利用しないで待合ロビーで待つ事も出来ます。 この火葬場は、シンプルで分かり易い印象を持ちました。 偶々庭木の手入れ直後だったのか、いつもなのかは分かりませんが、大変手入れが行き届いていました。 建物に特に特徴がある訳でもなく過度な豪華さもありませんが、なぜか個人的には良い印象を持ちました。
| ||||