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(作成中)

2010年9月1日に新しくなった南魚沼市斎場。
南魚沼郡広域斎場という名称でしたが、合併などもあり南魚沼市斎場という名称になりました。

外観は、あまり特徴のないものです。
火葬場という建物は、建物自体が存在を主張しない方が良い場合がありますので、特徴が無かったり印象が薄いというのは悪い事ではないと思います。
庭のオブジェ、なんかギザのピラミッドみたいな感じですね。

館内の配置は案内図をご覧下さい。

いきなり広いエントランスホールです。

告別室と炉前ホールは、外光も取り入れられていました。

天井が高く広い炉前ホールです。
外光も入り明るいのですが、黒系の石材を多用しているせいか、それ程明るさを感じません。

各所に彩のある花が置かれていました。
三木市でも見た造花ですが、よく出来ていて本物の花とパッと見は見分けが付きません。
しげしげ見る事はないので、火葬場では造花の方が良いかも知れませんね。
黒系の色使いでも、花によってかなり気持ちが安らぐのではないかと思います。
建物の設計だけではなく、花や調度品によって随分雰囲気が変わるものです。

庭に面した明るい待合ホール。
一角には自販機や喫煙室もありました。

待合室は和室のみでした。
待合ホールと待合室は超接近していますので、、、まあ、畳に座るのが苦手な方は待合ホールに居ても不都合はないでしょう。

収骨ロビーを経て収骨室へ。
ここにも彩りの良い花がありました。
収骨室で彩りの良い花は見た事ありませんが、特に落ち込みやすい場所ですので悪くないです。
個人的には、良いセンスだなと思いました。

ペット火葬も行えます。
地方だと、民間の業者だと経営が成り立たない場合もあると思います。
考えようによっては、都市部より地方の火葬場の方が、ペット火葬の必要性が大きいかも知れませんね。
火入れ式

この日は火入れ式もありました。
各務原市の瞑想の森の竣工式と同じく、来賓の他に市民の方々も見守っています。
普段着の市民の方がいらっしゃる方が、市民の為の公共施設という雰囲気も出て良いと思います。

表では、市長や来賓の挨拶の他にテープカットが行われました

火入れ式では、点火ボタンを押すと炉に火が入りますが、最近の火葬炉は運転音が静かなので、点いたという実感ありません。
後々になって気付いたんですけど、見覚えのある炉メーカーの担当者さんもいらっしゃいました。
岡谷市で何度かお見かけした方でした。
炉メーカーの方は、あちこち行かれるんですね。
またどこかでお会いする事でしょう(笑)
火入れ式は午前9時半からと早い時間だったのですが、朝一で自宅を出ると9時前には斎場に到着しました。
意外と近いものですね。
到着すると、来賓以外の来訪者にも冷えたペットボトルのお茶が配られました。
暑い日だったので有り難い事です。
気配りやセンスの良さを感じた見学会でした。
旧火葬場



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