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2008年4月1日から供用開始された、みきやま斎場です。

山を削って作られました。

今にも泣き出しそうな天気でした。
近くで見ると特徴のある建物ですね。

一般公開の前に竣工式がありました。

よく見ると、複雑なカーブを描いています。

入り口です。
木と石がナチュラルな雰囲気を出しています。

館内の配置です。
とてもシンプル。

玄関ホールへ入ると、観葉植物の多さが目立ちます。
観葉植物といっても、作り物ですが。

告別室です。
玄関ホールから一転した雰囲気になりました。

炉前ホールです。
流行の(?)化粧扉の外側に、更に扉があるタイプです。
外扉は90度までしか開かないみたいですが、斜め方向からだと扉が邪魔になって中が見難いです。
全ての会葬者の方々が、最後の最後まで見届けるためには、もう少し開いて扉が邪魔にならないようにした方が良さそうに思います。

炉前ホールも明るいです。
薄暗く厳かな雰囲気だと悲しみが倍増しそうに思います。
軽薄ではなく、かといって重苦しくもなく良い感じです。

収骨室です。
ここは更に明るいです。
全体的に、照明は明るくしているようです。

収骨ホールを経て待合コーナーに向かいます。

待合コーナーです。
殆どの葬家が自宅やホールに戻るらしく、個室の待合室はありません
フローリングの床と木の窓枠、そして、観葉植物やカラフルな花の造花が沢山あります。
すごく柔らかくナチュラルな雰囲気で、良い意味で火葬場らしくない雰囲気です。
個人的な感想ですが、みきやま斎場の待合エリアは、今まで見てきた火葬場で一番良い雰囲気に感じました。
沢山の花といっても造花です。
じっくり花を見る方は滅多に居ないと思われますので、維持経費のかからない造花でも十分です。
また、利用率が低いと予想されるのなら、あえて待合室を作る必要もないのでしょう。
正直なところ、あまり特徴のない火葬場なんだろうなと思って行ったいたのですが、
待合室無しという割り切り方と、待合エリアの雰囲気は特著するものがあります。

ペット用の火葬炉です。

すぐ近くには、それまで使われてきた火葬場があります。
お留守だったので、また後で来ましょう。

炉の増設や収骨室を追加するなど、手は加えれれていますが老朽化は隠せません。
元々は炉は3基だったのが、後に2基増設されました。
排気筒は増設された2基のもので、再燃焼炉が付いています。

また来てみると、火葬が始まったみたいです。
点火直後だったせいか、煙の量は多かったです。
再燃焼炉が付いているとはいえ、老朽化のため性能の低下もあるのでしょう。
維持管理には限界があり、改築の必要性が高かった事が伺われます。

新火葬場から見た旧施設です。
暫くすると煙も消えました・・・
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