島の火葬場-蒸籠の神様が宿る島-

[14] 名前:こむすび :2024/06/11 (火) 21:44 No.6207
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次は、県道をそのまま南下して19キロ離れた下甑葬斎場に向かう。
旧下甑村域に入ると、道幅が狭くなり中央線がなくなる区間が増えた。先に橋がつながった北側から順に道路整備がされてきている様子が分かる。
それでもところどころバイパスが整備されてきているので、いずれは全線で片側1車線の道路が完成するものと思われる。
狭いところでも対向車はそれなりにすれ違うため慎重に運転する。
資料によれば、下甑葬斎場は、旧下甑村立火葬場であり昭和53年4月に供用開始され1基の火葬炉がある。
昭和47年度の「過疎地域問題調査報告書:地域調査 鹿児島県薩摩郡下甑村」によると、その時点では土葬で、山がちな地形のため墓地が足りず、火葬場の建設が求められているという記載があったため、下甑村立火葬場以前の施設はなかったものと推定する。
県道を進み、長浜地区と手打地区の中間地点である青瀬地区で山側に右折する。道端には「ナポレオン岩」といった観光名所に加えて「火葬場」という案内もあって分かりやすくなっている。
そのまま細い山道を2.3キロ上がって行くと右手側に火葬場が見えてくる。
人口から考えて2箇所続けて使用中ということはないだろう、と考えているうちに下甑葬斎場前に到着した。
ところが、入口左手にある霊柩車のものと思しき車庫の扉が開放されているではないか。ストリートビューでは閉鎖されていたのに。
ということは、今まさに、お迎えに行かれているところと考えられる。
高い樹木はなく、鹿島葬斎場よりは場内の見通しが良いものの、こちらも敷地が狭いことと入口が上り坂になっている関係で意外と撮影が難しい。
このタイミングでは詳しく撮影することは見送り、帰りの船の時間と相談して出直すことを考え始めた。
遅くなったとしても16時には里港待合所に到着して乗船券を購入しておく必要がある。
レンタカーを返却する時間も考慮して逆算すると、14時30分がこちらを出発するリミットということになる。