東京駅丸の内駅舎

東京駅

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復原工事が完了した東京駅丸の内駅舎。
隣の東京中央郵便局は、薄汚れたビルという印象しかなかったのですが、随分と綺麗になっていたんですね。



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丸の内ビルの5階のテラスから見てみました。
オープン2日目という事もあってか、ここは意外と空いていました。




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こちらは、新丸の内ビルの7階デッキから。
丸の内ビルより高さが高いので、若干見下ろすような形で見えます。



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駅舎内のドームは、以前に比べて随分と凝ったものになっています。



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写真を撮ってる人でいっぱい。
みなさんドームの中心で真上を向いて撮っていました。
ドーム内のアーチに黒いアクセントがあるのが分かると思います。
アクセントの部分は創建当時の材料を使っているそうです。



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望遠で撮って更に拡大。
年月を重ねたもののようで、わざと目立つよう着色しているのかと思ったのですが、
もしかすると戦災を乗り越えたそのままの色なのかも知れません。



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洋風のドームのようにも見えますが、剣や秀吉の兜を模したり、鷲や鳳凰の飾りもあります。
和風のデザインも多用されていると思って天井も見ると、織り上げ格天井をイメージしたようにも思えてきます。
洋風と和風が上手くマッチしていますね。



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2階にある回廊に上がって来ました。
柱は金属で出来ています。
大正時代の竣工写真を見ると、白黒で判り難いのですが金属で出来ているように見えました。
当初から金属の柱だったのかも知れません。



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個人的に一番感動したのは、この床の模様です。
復原前の模様ではありませんし竣工時の模様でもありません。
これ、復原前のドーム天井そのままのデザインです。
まるで、床に天井がそのままあるようです。
終戦直後の物資不足で非常に困難な時期に復旧され、戦後も長らく親しまれた天井です。
それはそれで一つの歴史でもあります。
その天井を床の模様として後の世に使えようとしているのでしょう。
気が付いた瞬間、壮大すぎて鳥肌が立ちました。



  2012年10月6日

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この日、改装されてから初めてお召し列車が運転され、
両陛下は駅舎中央にある貴賓玄関をご利用されます。

いつもは閉まっている玄関が開きました。



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JR東日本の社員の方たちが準備を始めました。
慎重に赤絨毯を敷いています。



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この時点で物凄い数の人達が集まっていました。
三脚を使える状況ではないので、手ぶれ写真の大量生産です。



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隣に居たご旅行の方が荷物の上にカメラを置かせて頂いたので、ここからはブレないで済みました。

絨毯が敷かれると念入りに清掃をしていました。
絨毯の上には靴を脱いで上がっていました。



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既にお気付きのように、玄関内には立派な鹿のレリーフがあります。
昼間のニュースで、この鹿が少し映っていました。
それで、この鹿が気になって見に来た次第です。
鹿のレリーフの両隣には壷もあるますが、どちらも由来などは調べてもよく分かりません。
非常に凝った木彫りで、ご旅行の方とカメラのモニタを見ながら感心しながら拝見しました。
その方にお礼を言って、ここからは後ろに下がります。

更に凄い人で、出るのも一苦労。



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ずーーっと後ろに移動。
ここまで下がると人も疎ら。



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御車寄(みくるまよせ)にセンチュリーロイヤル(御料車)が到着し、両陛下をお待ちしています。



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両陛下が御料車にご乗車になり、出発なさるところです。
沢山の青白く小さな光は、お見送りの人達のカメラや携帯電話のモニタです。
天皇皇后両陛下のお姿は、大勢撮ってる人が居ると思いますので他でご覧下さい。



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東京駅長が敬礼でお見送りです。
右側にもダブルの6つボタンの上着を着ている駅員が見えますが、こちらは副駅長でしょうか。



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その後も直立不動でお見送りです。
これを撮った後は、私も大急ぎで沿道に移動しました。
そして車列はゆっくり通過してゆきました。

このよう場は初めてだったのですが、かなーーーり感動するもんですね。



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最後にもう一度、貴賓玄関の開いてる東京駅です。
気になったのは、御料車が御車寄から道路に出る狭い道でも多数のフラッシュがピカピカ光っていた事。
天皇陛下に対し失礼という事は抜きにしても、ご高齢でお疲れであろう方に至近でフラッシュを発光させるのは宜しくないんじゃないでしょうか。
車内だからまだよいですが、歩行中であれば立ち眩みの原因にもなり転倒の危険もなくはありません。
ブログや動画を見ると、儀礼の邪魔になる行為や礼を失すると思われる者も見受けられます。

カメラ越に両陛下をお見送りするより、自分の目で見て周りの雰囲気も感じながらお見送りする方がずっと良いですよ。



  2013年6月追記

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冒頭に薄汚れたビルという印象と書いた東京中央郵便局が、すっかり綺麗になってオープンしました。
旧庁舎の一部はKITTEという商業施設の一部になりました。



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旧庁舎は外壁だけ残すのかと思ってたのですが、外壁だけではかく旧庁舎の一部も保存再利用されているようです。
旧東京中央郵便局長室は、休憩所や展望室も兼ねた展示スペースとして開放されています。



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局長室です。
旧庁舎の屋上は野外展望スペースになっていて眺めは良いですが、風雨の時はこちらで見る方が良さそうです。



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旧庁舎屋上からの展望です。
東京駅は新幹線のホームもよく見えました。
右写真は新丸の内ビルです。
新丸の内ビルからの東京駅は綺麗に見えるスポットの一つで写真を撮ってる人も多いです。
新丸の内ビルは撮影は出来ますが、現在は三脚や脚立の使用は禁止になっています。
(丸の内ビルも同様に三脚や脚立の使用は禁止になっています)
かなりお行儀の悪いカメラマンも多く、これは致し方ない事です。
あくまで個人的な主観になりますが、年配の大きなカメラを持ったカメラマンが特に酷いように思います。
足を延ばした巨大三脚を人ごみの中で持ち歩いたり、長時間三脚を立てて占拠したりという光景はよく見ます。
新丸の内ビルで数時間も占拠して撮ったという事を自慢げに書いているブログもあるくらいなので、カメラが趣味の人達には普通の事なのかも知れませんね(苦笑)



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