近江八幡市立さざなみ浄苑

新旧火葬場

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  さざなみ浄苑

平成17年7月に供用開始された、近江八幡市立さざなみ浄苑です。




  全景

施設全景です。
左から、待合棟、管理棟、火葬棟と並んでいます。
煙突のある建物は、それまで使われていた旧火葬場です。




  お旅所

近くには、牟礼八幡宮のお旅所があります。




  車寄せ

車寄せです。




  車寄せ

炉前ホールは左右2ヶ所あり、車寄せは中央にあります。




  庭園  庭園

もう少し外を見てみましょう。
純和風庭園がありました。
ここまで和風に徹底した火葬場は、滅多にないと思います。




  庭園

待合棟から見た庭園です。
火葬中は待合室に篭りがちですが、これだけ立派な庭園だと散策したくなりますね。




  炉前  炉前

炉前ホールに入ってきました。
どこに炉があるのか判りますか?
こちらの炉前は、炉が2基と予備スペースが1基ある筈なのですが、木製扉が閉まると炉の位置は全く分かりません。
告別と収骨もこの炉前ホールで行います。




  炉扉  炉扉 炉扉周りはこんな感じです。
通常の化粧扉があり、その外に木製扉があります。
火葬炉までは、木製扉、化粧扉、断熱扉と、3つの扉をくぐる事になります。




  炉前

炉前が2つあるので、火葬件数によっては炉前を占有出来る事もありそうです。
火葬が終わるまで、ここで待つ事も出来そうです。




  収骨室

収骨室です。
火葬件数や時間帯によっては、炉前が錯綜する事も考えられます。
そのような時のために、収骨室もあります。
しかし、1日の火葬件数は2件程度の事が多いらしいので、あまり使う機会は無いのかも知れません。




  廊下  廊下

待合棟に行ってみましょう。




  待合ロビー

待合ロビーです。
待ち時間を過ごすには、一般的には各葬家ごとに個室で待つ事が多いです。
しかしここは違います。
葬家の中でも、皆で思い出話をしたいという人、一人で考え事をしたい人、色々な人が、それぞれ適した場所で待つというスタイルです。
先ほどの、炉前で待つというのも一つのスタイルになるでしょう。
個人的には、素晴らしい発想だと思います。
ただ、旧火葬場時代は、火葬場で待つという形は皆無だったので、一旦自宅等に戻るケースが多く、利用率は低いようです。。
しかし、待合棟の利用率も、徐々に上がっていくのではないでしょうか。




  待合天井

火葬場では珍しい木造建築です。




  待合室  待合室

他には、一般的な個室や多目的室もあります。




  展示おもいで

待合ロビー横にある、展示おもいでコーナーです。




  展示おもいで

近江八幡の昔の姿や年表、その他、地域の資料なども置いているようです。




  展示おもいで

「今の気持ち」を残しておく事も出来ます。

他に、喫煙室、子供用にも使える多目的室、授乳室などもあります。




  西山煙突

さざなみ浄苑は、新しい試みを随所に入れているようにも見えますが、火葬場の原点に戻って考えられたように思います。
近江八幡市も、日本一の火葬場を作るんだ、力を入れて作られた施設です。
日本一というのも、なる程と思えます。 ハードは素晴らしい施設が完成しましたが、何より運用が大切です。 文字通り、日本一の火葬場になる事を期待します。

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